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14 Til I Die

消されるな、この想い

落とした紙ナプキンの行方

上記記事を読んでいてふと思い出したのが、数年前にとあるファーストフード店で出くわした「ありえない」出来事。


その日は、友人の結婚式に参加する為に普段あまり赴く事ない、横浜の某高級住宅街へと足を運んでおりました。他の友人達と一緒に会場に向かったものの、土地勘のなさから受付開始時間までずいぶんと間が開いてしまっていたので、駅前のファーストフード店で時間をつぶす事に。

その際、隣のテーブルには母娘連れの客がいたんですが、ふとした拍子に娘の方がテーブルの上においてあった紙ナプキンをホルダーごと床に落としてしまい、紙ナプキンが盛大に床に散らばったんですよ。で、私らの側に落ちたのなら拾うのを手伝うところだったんですが、まるっきり反対側に落ちたので「ありゃりゃ」と心の中で思いつつも手を出さずに見守っていたんですが、やがて紙ナプキンを拾い終えた母親がにわかには信じられない行動に出ました。

拾った紙ナプキンを綺麗に、あたかも何事もなかったかのように整頓した上でホルダーに入れて、そのままテーブルの元あった場所に戻したんですよ。しかも、その後帰る段にあたっても店側に「落としたから交換してください」とか言う事もなく放置してバックレ。

いやいや待て、自分が神経質なだけで案外世の中の人は床に落ちた位で紙ナプキンを交換するとかしないでそのまま使うのかもいやでもあれで口拭いたりポテトの敷物にしたり色々するわけでやっぱりありえないよなー、等と友人達とだべりつつも頭の中でグルグルと考えていたら、母娘が去ったそのテーブルに、女子高生のグループがやってきて、おそらくポテトの敷物にすべく紙ナプキン(さっき盛大に床に散ったやつ)に手を伸ばし――

私「あ、その紙ナプキン、さっきオバハンが床に落とした奴だから使わないほうがいいよ。こっち使いなさい(と自分のテーブルの紙ナプキンを差し出す)」

咄嗟に、女子高生のグループに、縮めるとJKGPに(?)声をかけ、自分達のテーブルの紙ナプキンホルダーと先ほど床に落ちたそれとを交換すると、床に落ちた方をごくごく自然な、それこそ自宅の庭を散歩するかのような自然な足取りで店員に紙ナプキンを交換してもらいに行きました……。

もちろん、頭の中では「あれ、何で俺女子高生から見たらちょっと変なおっさんみたいな恥ずい事やってるんだろう」とか考えながら。

ちなみに席に戻った私に友人達がくれた言葉は「お前、凄いよ」「スミダ(仮)さんパネェッス」でした。

うん、今思い出しても自分の不審人物振りに涙が出そうだ。