【備忘録】愛用中の2000円以下でも高音質なヘッドホン・イヤホン
ハイレゾ製品等もお手頃な値段になりつつある昨今ですが、「ヘッドホンは消耗品」くらいに思っている人間には、まだ手が出にくい価格帯なのではないかと思います。
私もそんな人間の一人で、愛用しているヘッドホンは5000円どころか実売2000円以下のものがメインです。
このくらいの価格帯だと、(壊れること前提で)まとめ買いしても、なお高価格帯製品より安く付く場合も。*1
しかも、2000円以下の製品でも昔と違って音質はそこそこなので侮れない。
今回は、私が愛用している製品の内、今も手に入りやすいロングセラーのものを紹介していきたいと思います。*2
audio-technica STREET MONITORING ATH-S100
まずはコストパフォーマンスの良さに定評のあるオーディオテクニカから、ATH-S100をご紹介。
密閉型のヘッドホンで、遮音性に優れます。
音質は同社の5000円程度の製品と聴き比べても、殆ど遜色ない印象。低音から高音まで、バランスよく出る感じです。
コード長が1.2mなので、これを短いと取るか十分と取るかは、使う人次第でしょうか? イヤホンに近い使い方をするには、丁度よい長さ。
欠点は、イヤーパッドが小さめなので長時間の使用は辛いところ。
まあ、密閉型のヘッドホンを長時間使うな、という事かもしれませんがw
モニター作業など長時間装着が必要な場合には向きませんね。お値段が安いのも、こういった理由からかもしれません。
カラーバリエーションも豊富なので、カジュアルに使うのにも向いているかも。
audio-technica STREET MONITORING 密閉型オンイヤーヘッドホン ポータブル ブラックグリーン ATH-S100 BGR
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2013/10/18
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
CREATIVE MEDIA EP-630
お次はクリエイティブ・メディアのEP-630。
クリエイティブ・メディアは、古いPCユーザーにはPC向けオーディオメーカーとして有名な会社ですね。
カナル型(耳栓タイプ)のイヤホンで、重低音が売り。いわゆる「ドンシャリ」の典型的な製品です。
ケーブルはY字型の1.2mで、イヤーピースは3サイズ付属とこの手の製品としては標準的。
ケーブルがやたら細いので断線が心配ですが、今使っているものはかれこれ二年近く元気に鳴ってくれていますので、案外丈夫なのかも。
JVCケンウッド HP-F240
JVCケンウッドの開放型イヤホンHP-F240。
カナル型と違って外部の音がある程度拾える、昔ながらのイヤホンですね。カナル型の遮音性が駄目、という方にはこちらをオススメ。
この製品は悪名高いGumy phonesのシリーズなのですが……他のシリーズ製品とは一線を画す音質で、低音域・中音域・高音域がバランスよく出る感じ。
しかも、シリコンボディに空気を閉じ込めた「エアクッション」構造を採用しているので、耳にフィットしやすく何より長時間付けてても耳が全然痛くならない!
普段遣いには最適で、私もこの製品を最も多く使っています。
ケーブルはY字型1.2mと標準的。
また、国内メーカーらしく絡まり防止スライダーも付いてますので、鞄の中などにしまう機会が多い人にも向いているかもしれません。
こちらの製品もカラーバリエーションが豊富です。
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2008/07/02
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
オマケ:LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW
最後にオマケでPCスピーカーをご紹介。LOGICOOLのZ120BWです。
数年前に「激安で高音質の外付けスピーカーがある!」と話題になったので、お持ちの方も多いかも?
USB電源・ステレオミニプラグ接続のスピーカーで、本体に電源スイッチ兼ボリューム調節つまみも付いています。
電源なしの外付けスピーカーと違って、そこそこパワフル。
音質は、値段と本体サイズからは信じられないほどバランスが良く、この手のスピーカーにありがちな「低音が死んでる」感もありません。むしろ低音が利いています。
とは言え、音量を上げればそれだけホワイトノイズも出ますし、低音が利いているとは言え「重低音」と呼べるレベルのものではありません。
あくまでも、このサイズ、この価格帯にしては破格の音質というレベル。
デスクの上など、比較的耳に近い場所に置いて使うのが、適切な用途ではないかと。
私はテレビ用の耳元スピーカー代わりに使っています。
以上、ざっとですが愛用の格安ヘッドホン・イヤホン(とスピーカー)を紹介してきましたが、冒頭にも書いた通り、これらはロングセラー、つまり発売から数年経ってもまだ生産され続け、販売され続けている製品です。
裏を返せば、それだけ愛用者の多い製品とも言えます。
実際、Amazonやヨドバシのレビューを眺めると、リピーターも多い様子。
「売れているものが良いもの」とまでは言いませんが、愛用者の多さはその製品の品質を測る一つの目安ではあるはず。
私的にも大変おすすめの製品なので、格安のヘッドホン・イヤホンをお探しの方はぜひお試しください。