14 Til I Die

消されるな、この想い

FGOはZenfone 3(ZE552KL)で快適動作するか?

やってしまいました。金欠なのに「Fate/Grand Order」(FGO)のあまりの重さに耐えかねて、スマートフォンを新調してしまいました……。


FGOは人気タイトルですが、その重さ・不安定さには悪い意味で定評があり、ハイスペック機でも数年前のものになると動きがカクカクし、最悪落ちます。
私の愛機は「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」で当時としてはそこそこのスペックだったのですが、2013年末のモデル。四年近く前のモデルということもあり、最近ではFGOのように重いゲームはカクカクカクカクと、一部コマ送りに近い動作になりつつあったので、流石に限界を感じていました。


今回購入したのはこれ。

台湾ASUSのZenfone 3(ZE552KL)です。上記にAmazonリンクを張りましたが、Amazonでは何故かマーケットプレイスでしか出品がないので、私はヨドバシでポチりました……。 Amazonでも正規取り扱いが始まってました。


決してハイエンド端末ではないのですが、SH-01Fが「Snapdragon 800 + 2GBメモリ」だったのに対し、本製品は「Snapdragon 625 + 4GBメモリ」。
ベンチマークアプリ「Antutu」のスコアも、
SH-01Fが「総合:43000 3D:9000」程度に対し、
本製品は「総合:62000 3D:13000」程度と、
かなりの開きがあります。
もちろん、ベンチマーク結果=実際の動作の快適さではありません。なので、早速FGOのデータをZenfone3に引き継ぎ、プレイしてみました。

実際に動作をチェック!

↓動画は、あれこれとZenfone3をセッティングした後、FGOをある程度プレイした上で*1、重い事に定評がある「種火集め」クエストをプレイし、更に重いことに定評がある「源頼光」と「茶々」の宝具を発動してみた様子です。


結果としては……見ての通り、あまり快適動作とはいきませんでした。要所要所でもたつきがあり、特に宝具中のエフェクト(3D演出?)にそれが顕著です。実は、SH-01Fは通常動作は重いのですが、宝具演出はむしろ快適だったりしました。宝具演出時のスムーズさだけ見ると、SH-01F > Zenfone3。GPUの相性でしょうか?


しかし、前述の通りSH-01Fでは戦闘中だろうがアドベンチャーパートだろうが関係なくコマ送り状態になるような状況なので、それと比べるとZenfone3は天国のような快適さです。実は、現在開催中のイベントも、特設マップを開いただけでカクカク状態になっていてまともにプレイ出来なかったのです……。


あと、ライコーさんの宝具発動時のホワイトアウトがやけに短いのが印象的です。端末によっては10秒ほどホワイトアウトが続く場合もあるそうですので、この点は優秀なようですね。*2

追記

2019年6月のアップデートで、主にAndroid端末においてロード時間の短縮が実現しました。
Zenfone 3(ZE552KL)についても、種火クエストのロード時間が30秒強→21秒程度になっていることを確認済み。
端末の選択肢の幅が広がったようです。

とりあえずの結論

現状、Zenfone 3(ZE552KL)でのFGOのプレイは、「通常時はサクサク動くが、重い宝具演出などではもたつく」といった印象です。種火や他の曜日クエストを色々と回ってみましたが、今のところ落ちたりコマ送り状態になったりはないので、通常プレイには全く問題ない程度。


「やだー! 宝具もサクサクじゃないとやだー!」という方は、素直にiPhone 7 Plusなどの高スペック端末を購入しましょう。


Androidでも、Zenfone 3シリーズの最高峰「Zenfone 3 Deluxe(ZS570KL)」ならばかなり快適動作する、との報告も。

追記

続編記事も書きました↓
sumida.hatenablog.com

sumida.hatenablog.com

sumida.hatenablog.com



色彩

色彩

*1:データのダウンロードが入らないように。

*2:いつぞやのアップデートで、源頼光の宝具ロード時間はかなり改善されていますが、それでもまだ一部の端末では改善されていない。